角館は、武家屋敷が多く残る歴史ある街であると共に、
豊かな自然にも恵まれています。
春は枝垂れ桜や染井吉野が咲き誇り、夏は緑のトンネル、
秋には鮮やかな紅葉、冬は真っ白な雪と
武家屋敷の黒塀の美しいコントラストが楽しめて、
移り行く四季の彩りを身近に感じることができます。
写真提供:田沢湖・角館観光協会



色とりどりの着物の中からお好みのものを選び、武家屋敷通りをはじめとした角館の街をタイムスリップしたかのような感覚で散策できます。名所で写真を撮れば、最高の旅の思い出になります。

角館の桜の歴史は江戸時代に佐竹義明の妻の輿入れの際に、京都より嫁入り道具のひとつとして3本の桜の苗木を持ち込んだことが始まりと伝えられています。武家屋敷通りのシダレザクラが有名ですが、桧木内川の川沿いではソメイヨシノのトンネルが続き、お花見を楽しめます。


例年8月の最終土曜日に開催され、日本三大競技花火大会に数えられる全国の花火師たちの目標となっている歴史ある催しで、名物の大会提供花火は圧巻の世界が広がります。また、近年は夏以外の季節にもイベントを開催しています。

「山・鉾・屋台」の一つとして「ユネスコ無形文化遺産」に登録されています。例年9月7日~9日にかけて開催され、武者人形や歌舞伎人形をのせた曳山が曳き廻され、太鼓や三味線の奏者も合わさり、日本の古き良き伝統が色濃く残るお祭りです。

例年2月14日に開催され、雪の中に華麗な火の輪が躍る幻想的なお祭りです。炭俵に1m程度の縄を結び、その俵に火を付けて縄の先端を持ち、自分の体のまわりを振り回し、一年の無事を祈願します。

秋田県を代表する冬の風物詩で、和紙に武者絵や美人画が描かれ、灯火をつけた巨大な紙風船が、真冬の夜空に舞います。例年2月10日に開催され、その年への思い、願いを託し、天に声が届くようにと打ち上げます。
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